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スウェーデンへの大学・大学院留学が難しくなっている

スウェーデンへの大学・大学院留学が難しくなっている

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スウェーデンへの留学が厳しくなってきているといわれています。以前から北欧は留学生向けの制度が充実していて、今なお留学先の人気地域です。
どういった変化があったのでしょうか。今回はスウェーデンへの留学事情について紹介します。

留学生の学費有料化

近年のスウェーデンの留学制度の変更で、一番大きなインパクトになったのが、「EU圏以外の留学生の学費有料化」です。以前まではスウェーデン、デンマーク、ノルウェーなどは国籍を問わず、留学生を含めた大学生・大学院生の学費は政府が負担していたので、学生は学費免除となっていました。しかし、スウェーデンは2010年に制度が変更され、2011年から学費が無料になる留学生はEU圏だけになりました。
デンマークも有料化を早くから変更していたので、ノルウェーだけが現在も留学生の国籍に関係なく、学費の免除を行っています。そのノルウェーも制度変更の話題が度々議論されているので、近い将来に有料化になってしまうかもしれません。デンマークとノルウェーは王立あるいは国立の大学なら、留学生を含めたすべての学生の学費が無料となっています。こちらも変更される可能性はあるので、留学をする目に確認をしましょう。

学費の目安

スウェーデンの大学は一学期で最大30単位が取得できます。しかし、単位の数に応じて学費も高くなっていくので、注意が必要です。30単位の場合の学費は45,000スウェーデンクローナで、日本円にして50万円以上かかることになります。修士課程の場合は120単位、博士課程ともなると4年間で240単位の取得が必要になるため、学費もその分高くなります。その間の生活費も合わせると、かなりの金額になってしまいます。

留学生向けの奨学金の廃止

スウェーデンには博士課程の学生を対象に、政府が毎月15,000スウェーデンクローナ(約18万円)を給与する「The Swedish Institute 奨学金」がありましたが、2015年から募集をしなくなっています。
日本の奨学金制度も含めれば、まだまだ利用できるものはありますが、スウェーデンの有名な奨学金制度が利用できなくなったのは、留学生にとってかなりの痛手です。
スウェーデンと日本の奨学金には「スカンジナビア・ニッポン・ササカワ財団助成金」などが有名です。

博士課程の給金制度

一方で、スウェーデンのすべての大学院には、博士課程の学生に毎月23,000スウェーデンクローナ以上が給与する制度があります。これは留学生も対象になります。利用できれば研究に専念できるのでありがたい制度ですが、この制度も含めてスウェーデンの大学院は優れているため、博士課程の競争率は特に高くなっています。博士課程に欠員がでると情報が公開されるので、欠員のでた研究室とコンタクトをとり、推薦状を含めた必要な書類を送付すれば、博士課程にエントリーすることができます。競争率がかなり高いので選考を通過するのは難しいですが、日本よりも博士課程の研究に取り組みやすくなっています。

交換留学がおすすめ

留学生には厳しい状況ですが、スウェーデンへの留学を考えていて、英語力に自信のある大学生には「交換留学」がおすすめです。現在通っている大学がスウェーデンの大学と交換留学の協定などを結んでいること、高い英語力を有していることなどが条件になりますが、私費でいくよりも費用を抑えることができます。また、寮の提供や単位認定などのサービスも利用できます。
自分の通っている大学が、スウェーデンと交換留学の協定を結んでいるかどうか調べてみましょう。

おわりに

今回はスウェーデンへの留学事情について紹介しました。以前に比べるとスウェーデンへの留学は難しい状況になっているといえます。留学を希望する人数も減少傾向にありますが、スウェーデンでしか体験できないこともたくさんあるので、検討してみてはいかがでしょうか。

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